「ゲーム配信を始めてみたいけど、何から手をつけたらいいのか分からない。完全な初心者なので、できるだけ優しく教えて欲しいです。」
こういった疑問に答えます。
本記事では、ゲーム配信をするために必要な手順をまとめています。初心者の方でも分かるように、専門用語は排除して解説しているので、ゲーム配信のスタートラインに立てるはずです。
この記事を書いている僕はゲーム配信歴2年ほど。今まで複数のサイトで配信をしてきており、知人の配信のスタートアップも手伝った経験があります。
本記事ではその経験をもとに、初心者の方がゲーム配信を始めるための5つの手順を、できるだけ丁寧に解説しています。
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目次
ゲーム配信の始め方:スタートするまでにやっておくべき5つの手順
ゲーム配信をスタートさせる前に、やるべき手順は次のとおり。
- 手順①:配信するゲームを決める
- 手順②:配信するサイトを決める
- 手順③:必要となる機材を揃える
- 手順④:配信ソフトの設定をする
- 手順⑤:準備を整えて配信をする
1つずつ進めていきましょう。
手順①:配信するゲームを決める
まずは配信するゲームを選んで決めましょう。
PC・ゲーム機・スマホなどいろいろありますが、とりあえずは自分が好きなゲームでOKです。
より配信に効果的なゲームを選びたいという気持ちは分かりますが、プレイするゲームはあとから変えたりすることなんて普通です。なのでここで悩むより、パッと好きなものに決めて次へ進めていきましょう。
それでも人気ゲームをチラ見したいなって方は、以前の記事を確認してみてください。
»参考:【初心者向け】ゲーム配信におすすめなゲームの選び方 + 人気のタイトル7選
手順②:配信するサイトを決める
どのサイトで配信をするか決めておきましょう。
- YouTube
- Twitch
- Mildom
- Mirrativ
- OPENREC
これ以外にもありますが、最初は自分が利用したことのあるサイトが馴染みやすくていいかもです。視聴者時点をすでに持ってることにもなりますからね。
とはいえ、どうしても早く収益を生みたいって方は「Mildom」や「Twitch」がハードルが低いのでおすすめです。
»参考:【1万円】ゲーム配信で稼ぐために僕がしたこと【ミルダムで3ヶ月】
»参考:【経験談あり】Twitchで収益化するための条件とポイント:4つのコツも解説する
ただしこういったサイトは動画として残すのがメインじゃないので、動画としての収益も視野に入れている場合はやはり「YouTube」になるかもですね。
手順③:必要となる機材を揃える
必要となる機材ですが、必ず必要となるのが以下です。
- PC
- マイク
- 配信ソフト
PCゲーム以外のものだと、上記に加え「キャプチャーボード」という映像をPCに映し出す機材も必要になります。どれも配信する上で必要なものなので、投資と思ってポチポチ揃えていきましょう。
それぞれ少し深掘りします。
PCについて
PCゲームを配信したい方であれば、ゲーミングPCがおすすめです。普通のPCだとラグかったりするので配信どころじゃなくなります。ちなみに僕が使っているのは「ガレリア」というPCですが、こちら人気もあっておすすめなので、1度見てみるといいかもですね。
»参考:ゲーム実況・配信におすすめなゲーミングPC【ガレリア X-Series】
PCゲーム以外だと、基本的にPCは配信用となるためそこまでスペックは求められません。現在使っているPCがあれば、ひとまずそれでトライでOKです。
マイクについて
マイクは最初から高価なものを買う必要はないですが、USB接続ができる「コンデンサーマイク」という種類のものは選んでおきましょう。単純に音質が良いので、ゲーム配信に向いています。
後悔しないレベルのものを最初から揃えたいという方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
»参考:【結論】ゲーム配信者の僕がおすすめするマイク3選【大切なパートナー】
配信ソフトについて
配信ソフトは無料の「OBS」というソフトを使えばOKです。利用者が多いので安心ですし、配信に必要な機能はしっかり揃っています。ダウンロード方法に不安があるという方は、こちらの記事を参考にどうぞ。
»参考:【断言】初心者におすすめの配信ソフトは「OBS」です:ダウンロードの手順も解説する
キャプチャーボードについて
PCゲーム以外の方に必要なのが、キャプチャーボードです。これがないとPCにゲーム機の映像を映し出すことができないので、配信ができません。安いモノでもと言いたいところですが、ここに関しては有名メーカーのものを選んだ方が安心だし長く使えると思います。
»参考:【2021年】おすすめのキャプチャーボード8選【選び方のポイントも解説】
少し早足で解説してきましたが、機材については以上です。
もっと詳しく知りたいって方は、機材についての記事も作っていますので、そちらも参考にしてみてください。
手順④:配信ソフトの設定をする
続いて配信ソフトの設定です。
先ほどお伝えした「OBS」という配信ソフトを使いますが、やるべきことは以下の5つです。
- ゲーム画面を映す
- マイク音声を入れる
- 出力の設定
- 映像の設定
- 配信サイトを設定
少しややこしそうに感じるかもしれませんが、慣れてる人だと全てやるのに10分かからないくらいの内容です。
自分でやってもそれなりに設定はできると思いますが、不安な方は以前に詳しい内容をまとめていますので、そちらを参考にしてみてください。
»参考:【初心者向けガイド】OBSの使い方で重要なポイントは5つだけ【これで配信可能です】
手順⑤:準備を整えて配信をする
あとは配信サイト側の準備を整えてスタートするだけです。
- 配信タイトルの入力
- 配信カテゴリーの設定
- タグの設定
- サムネイルの設定
- 概要欄の入力
配信するサイトによって多少の違いはありますが、だいたい上記をやっておけばOKです。
ちょっと掘り下げて解説します。
配信タイトルについて
どの配信サイトでも基本的にタイトル付けは必須です。ここってわりと重要ですが、最初だと慣れてないと思うので「ゲーム名 + チャレンジしていること」などを書いておくといいでしょう。
- 【APEX】プラチナを目指してランクマッチ【参加OK】
- 【マイクラ】ハードコアでエンドラを目指す:〇〇日目
- 【DbD】ハントレスと一緒に赤帯を目指します
例えば上記の感じです。簡単なものでいいのでタイトルはちゃんと付けておくようにしましょう。
※初めての配信の時は、「初配信」とか「テスト配信」とか書いておくといいかもです。
配信のカテゴリーについて
たぶんどのサイトで配信するにしても、ゲームのカテゴリーを選択するところがあると思います。実際、カテゴリーから探して見に来てくれる人もいたりしますので、ここもしっかり設定しておくようにしましょう。
タグの設定
サイトによってはゲームカテゴリーを選択した時点で、自動的にタグを生成してくれるところもあります。ここはゲームジャンルとか、プレイスタイルのタグがあればそれにしておけばOKです。(バトロワ・ホラー・参加型とかですね。)とはいえ、最初は自分で考えるよりも、自分に近い配信者をマネする方がよかったりするので参考にさせてもらいましょう。
サムネイルの設定
未設定でも配信はできますが、できれば設定しておいた方がいいです。最初は「ゲーム画像 + 文字」くらいでいいと思います。あまり突き詰めすぎても一向に配信できないので、徐々に良くしていくくらいの気持ちでやってみましょう。
概要欄の入力
概要欄の項目があれば、ここも少しずつ改善していきましょう。配信者さんによってはコメントする際の注意事項だったり、自分のTwitterとか使っている機材とかを書いている人もいます。使い方は自由ですが、こちらに関しても最初は他の配信者さんを参考にさせてもらうといいかもです。
お疲れ様でした。これで全ての手順は完了です。
最後に以下の3点が配信ソフトに反映しているか確認しましょう。
- ゲーム映像
- ゲーム音声
- マイク音声
問題なければ「配信開始」ボタンで、いよいよ配信スタートです。
最後に:ゲーム配信を収益化するために大切なこと
ゲーム配信をするのであれば、収益化は意識するところだと思います。
この収益化をするために大切なことですが、「とにかく継続して配信すること」です。心が折れそうになる時もありますが、それでもです。
というのも、収益化する上である程度の配信時間とファンが必要となってくるからなんですね。
- 配信時間〇〇分以上
- 視聴時間〇〇分以上
- チャンネル登録者・フォロワー〇〇人以上
かなりざっくりですが、どの配信サイトでも上記のような条件があります。そしてサイトによってはこれをクリアするのがわりと難しいです。
ファンを獲得するのは難しいけど、最も大切なことです
ファンを獲得することはかなり難しいですが、とにかくここに注力した方がいいです。数字を追うのも大切ですが、見てくれる方も大切にしつつ配信するようにしましょう。
収益化の条件の達成もファンがいなくては不可能ですし、収益化できた時に一緒に喜んでくれるとか・・・マジで泣けますよ。
しかも、配信を収益化したところで、実際に収益をもたらしてくれるのは本当に自分を応援してくれている人だけだったりします。
なので、ファンを獲得していくためにもひたすら「継続」して「改善」を繰り返していきましょう。
初心者がまず継続すべきこと
- 同じ時間に毎日配信する
- 配信の質を意識する
- 営業する
初心者が実際にやっていくべきことは上記なのですが、最初はできる範囲でOKです。日々配信を楽しんでもらいつつ、自分を知ってもらうために活動していくってイメージですね。
ちなみに配信の質に関しては、3つほど参考記事を書いています。興味のある方はそちらも覗いてみてください。
»参考:ゲーム配信を高画質でしたい場合に知っておくべき7つの設定項目
»参考:【簡単】配信でフォロー通知を出す方法:実例をもとに設定方法も解説
»参考:【3分】Twitchの配信にコメントを表示させる方法【Streamlabsを使えば簡単です】
とはいえ、こういったことは後からでいいので、まずは1度配信してみることが大事です。
その中で自分に合っていることなどが見えてきたりもしますし、やりながら改善点を修正していくことだってできます。
最初の1歩は勇気がいりますが、テスト感覚で気楽にチャレンジしてみるようにしましょう。
そして配信を続けていきたいと感じたのなら、自分のスタイルを確立しつつ、楽しい配信を継続していってください。