「配信をしようと思っているけど、OBSの使い方がよく分からない。とりあえず配信できるようにしたいので、要点だけ教えてほしいです。」
こういった方に向けた内容です。
本記事の主な内容
- OBSの使い方で重要なポイントは5つだけ【これで配信可能です】
- 配信時に使える覚えておくべきOBSの3機能
この記事を書いている僕は、ゲーム配信歴2年ほど。最初の頃にOBSの設定について調べましたが、詳しすぎて時間がかかってしまったのを覚えています。
なので、この記事では大事なポイントに絞り込み、実際に配信できるようになるというところをゴールお伝えしていきます。
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目次
OBSの使い方で重要なポイントは5つだけ【これで配信可能です】
OBSの使い方で重要なポイントは、以下の5つだけです。
- ①:ゲーム画面を映す
- ②:マイク音声を入れる
- ③:出力の設定
- ④:映像の設定
- ⑤:配信サイトを設定
上記はポイントでもあり、配信をスタートさせるための設定手順でもあります。
慣れてる人なら10分もかからない内容です。なので、手順どおりに気軽に進めていきましょう。それでは配信できる状態を作っていきます。
手順①:ゲーム画面を映す
まずはゲーム映像を映してみましょう。
[ソース]の[+]をクリックし、[ゲームキャプチャ]を選択。新規作成から名前を決めましょう。
※僕の場合は、各ゲームの名称にしています。
ゲームを開いている状態で[特定のウィンドウをキャプチャ]を選択。
ウィンドウからキャプチャするゲームを選んで設定。
これでゲーム画面が映ります。
追加できるソースは10種類以上あり、画像なども映せるたりするので、慣れてきたらいろいろと試してみるといいかもです。
手順②:マイク音声を入れる
続いてマイクの音声を入れていきます。
[コントロール]から[設定]をクリック。
[音声]から[マイク音声]を選択し、PCに接続しているマイクを選択。
これで音声ミキサーのマイクボリュームが動き出せばOKです。
手順③:出力の設定
ここでは、配信の画質に関する「出力」の設定をしていきます。
[コントロール]から[設定]をクリック。
[出力]から[出力モード]を選択し、「詳細」を選ぶ。
3つの項目を設定する。
- レート制御:CBR
- ビットレート:3000
- キーフレーム間隔:2
ここで設定している内容は標準的なものですが、始めはこれくらいで十分です。
※できれば、エンコーダという項目を「×264」以外のものに設定しておきましょう。PCへの負荷が減って配信の安定につながります。
設定例)NVIDIA NVENC H.264(new)
ちなみに、高画質配信に興味がある方は、以前の記事も参考にどうぞ。
»参考:ゲーム配信を高画質でしたい場合に知っておくべき7つの設定項目
手順④:映像の設定
ここでは、配信のサイズなどに関する「映像」の設定をしていきます。
[コントロール]から[設定]をクリック。
[映像]から各項目を設定する。
- 基本(キャンパス)解像度:1920×1080
- 出力(スケーリング)解像度:1280×720
- FPS共通値:30
基本的にはこの設定で問題ないです。
一応ですが「出力=配信映像のサイズ」「FPS=映像の滑らかさ」の設定みたいな感じになっています。
手順⑤:配信サイトを設定
最後に配信サイトの設定をしておきましょう。
[コントロール]から[設定]をクリック。
[配信]の[サービス]から、自分が配信するサイトを選ぶ。
※Mildomなど、配信サイトがない場合はカスタムを選びます。
配信サイトの管理画面からストリームキーをコピペする。
※ストリームキーは基本的に配信の管理画面から取得できると思いますが、サイトによって違いがあったりもするので各サイトで確認してみてください。
サービスでカスタムを選んだ場合は、[サーバー]の設定もする必要があります。こちらもストリームキーと同様に配信サイトの管理画面から、配信URLをコピペして設定しておきましょう。
ここまでの内容が全てできたら、下部にある[適用]をクリックすれば設定は完了です。[OK]ボタンでOBSのメイン画面に戻りましょう。
お疲れ様でした。
これで「配信開始」をクリックすれば、OBS上の映像と音声が配信として流れます。
配信時に使える覚えておくべきOBSの3機能
手順①〜⑤までを完了すれば、とりあえず配信はできるのですが、次の3点も覚えておくと便利です。
- ゲーム音量の調整
- マイクのミュート
- シーンの切り替え
順に解説していきますね。
機能①:ゲーム音量の調整
ゲーム音・マイク音ともに、音声ミキサーのつまみを動かすことで、配信中でも音量の調整が可能です。
- つまみを右に動かす:音量が大きくなる
- つまみを左に動かす:音量が小さくなる
このあたりは、感覚的にすぐに分かると思います。
配信中に「ゲーム音が小さい」とか「声が聞こえにくい」というコメントをもらったら、これで対応するようにしましょう。
一応ですが、前もって自分で確認しておくとベストです。
機能②:マイクのミュート
配信中に休憩をとる場合や、突然なにかが起こった場合は、マイクをミュートすることができます。
上記のように、マイク音声のミュートボタンを押せばOK。
ただしミュート解除を忘れて、いつのまにか無言配信になっていたってこともあるので、ON・OFFの確認は定期的に行うようにした方がいいです。
機能③:シーンの切り替え
OBSにはシーンという配信画面を、いくつか用意しておく機能があります。
配信中にこのシーンを切り替えることで、別の画面をすぐに出すことができますよ。
やり方は[シーン]の[+]ボタンから、新しいシーンを作るだけでOK。
追加したシーンを配信サイトごとに設定しておいてもいいですし、別のゲームに切り替えれるようにしておいてもいいと思います。休憩用の画像を設定しておいて出すとかでもありですね。
顔出し配信の人とかだと、本人メインのシーンとゲームメインのシーンで切り替えて使い分けたりしています。
使い方は人それぞれですが、配信に役立つ機能ではあるので覚えておきましょう。
というわけで、今回の内容は以上となります。
OBSを使って、快適な配信ライフを作り上げてみてください。