「配信にキーボード音が入るのが気になるから対策したい。機材とかじゃなくて、ソフトの設定でなんとかする方法ってないのかな?」
こういった疑問に答えます。
結論ですが、NVIDIA Broadcastを使えば解決です。
NVIDIA Broadcastで除去できる音
- キーボードの打鍵音
- マウスのクリック音
- ホワイトノイズ
- PCのファンの音
- その他の環境音
控えめにいって神ツール。しかもなんと無料です。
以前は「キーボードの音すごいね・・・」と言われていた僕も、この「NVIDIA Broadcast」を使ってからは音に悩まされることがなくなりました。実際に録画して聞いてみましたが、マジですごいです。
この記事では、便利なツール「NVIDIA Broadcast」の導入方法や使い方などについて、お伝えしていきます。
スポンサーリンク
目次
「NVIDIA Broadcast」が使用できる動作環境
まず理解しておくべきことは、NVIDIA Broadcastは使用できる動作環境が決まっているということ。
具体的には以下のとおりです。
- Geforce RTXシリーズ
これってグラボの種類ことなんですが、よく分からないという方はPCのスペックを確認してみるといいです。
「タスクマネージャー」を開いて、[詳細]→[パフォーマンス]→[GPU]をクリックすれば確認できます。
上記のように、右上に「RTX」と記載があればOK。
対応している方は、ここから導入へと進んでいきます。
※ちなみにGTXだったという方は、RTX Voiceというツールだと同じような機能が使えるみたいです。そちらについてはググってみてください。
まずはNVIDIA Broadcastを導入しよう
まずはNVIDIA Broadcastの導入を行なっていきます。
やることはインストールとちょっとした設定だけなので、サクサク進めていきましょう。
手順①:NVIDIA Broadcastのダウンロード
公式サイトにアクセスし、[今すぐダウンロード]をクリックします。
これでダウンロードが始まります。
手順②:NVIDIA Broadcastのインストール
ダウンロードしたファイルを開いて操作を進めていくと、インストールは完了します。
ちなみにですが、以前に「RXT Voice」というものをインストールしていた場合は、上記のような表示が出ます。
自動でアンインストールされて入れ替わるという感じです。問題ないので、そのまま進めましょう。
手順③:NVIDIA Broadcastの設定
インストールした時点で自動的にソフトが開くので、設定をしていきましょう。
- マイクソース:使用するマイクを設定
- エフェクト:ノイズ除去(チェック)
基本は上記2点でOKです。
強度のつまみを変更することで、除去効果を調整することができます。この辺はテストしつつ調整するといいです。
※ちなみにスピーカーとカメラの設定もできたりしますが、ノイズ除去の趣旨とはズレるので今回は割愛します。
テスト方法
テストの方法ですが、録音マーク「●」をクリックして音声を収録し、再生マーク「▶」で聞いてみるだけです。自分なりにほどよく設定できたら、終了してOKです。
完全に終了しないようにだけ注意です
設定が終わったらウィンドウを「×」で閉じてOKですが、タスクトレイまで終了しないように注意です。
完全に終了すると当たり前ですが、ノイズなんて除去できません。それどころかマイクの反応もなくなったります。
なので、タスクトレイで「終了(Q)」を選択しないようにしましょう。
※間違えて終了してしまっても、NVIDIA Broadcastを立ち上げなおせば問題ないので安心してください。
配信でのキーボード音などのノイズを除去しよう:OBSの設定
RTX Voiceの設定が終わったら、配信ソフト側の設定をしておきましょう。
場所は[設定]→[音声]の[マイク音声]のところです。
- マイク音声:マイク(NVIDIA Broadcast)
上記のように選択すればOK。配信ソフトに入ってくる音声は、NVIDIA Broadcastによってノイズが除去されたものになります。
Discordの通話でもノイズは除去できます
配信のマイク設定でピンときた方もいるかもですが、NVIDIA Broadcastってディスコードでも設定可能です。
自分のキーボード音とかがマイクを通して相手に伝わってしまっているのを、クリアにしてあげる感じですね。多分ですが喜ばれます。
設定は簡単なので、気になる場合はパパッとやっておきましょう。
場所は左下の「設定アイコン」をクリックし、[音声・ビデオ]→[入力デバイス]のところです。
- 入力デバイス:マイク(NVIDIA Broadcast)
上記のように選択すればOK。最後に少し下にある「詳細設定」のノイズ抑制をオフにしておきましょう。
これで設定に関しては以上です。
この記事を参考に、音質の高い配信を目指してみてください。