「Invisible reCAPTCHA」はスパム対策ができるプラグインです。
これを入れておくことで、スパムと思われるアクセスを侵入前に防いでくれます。
コメントや問い合わせなどのフォームはスパムがわりと多い印象なので、快適にサイト運営をするためにも必ず入れておきましょう。
本記事の内容
- 「Invisible reCAPTCHA」にできること
- 「Invisible reCAPTCHA」を導入する方法
- 「Invisible reCAPTCHA」をGoogleアカウントに連携する方法
- 「Invisible reCAPTCHA」を設定する方法
「Invisible reCAPTCHA」を使用するには、プラグイン導入に加えてGoogleとの連携が必要となります。
本記事では、このあたりについても詳しく解説しているので、導入〜設定の参考にしてみてください。
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目次
「Invisible reCAPTCHA」にできること
Invisible reCAPTCHAは冒頭でもお伝えしたように、スパム対策ができるプラグインです。
具体的に対策してくれるのは、次のような部分ですね。
- ログインフォーム
- 登録フォーム
- コメントフォーム
- パスワード紛失フォーム
- お問い合わせフォーム
WordPressでサイト運営していると、スパムコメントなどは少なくないです。
その度に手動で削除する手間を考えると、かなりの手間がかかります。
なので、スパムへの対策をするという意味でも、このプラグインは必ず入れておくようにしましょう。
というわけで、Invisible reCAPTCHAの導入〜設定まで順に解説していきます。
「Invisible reCAPTCHA」を導入する方法
Invisible reCAPTCHAの導入方法は、次のとおりです。
WordPressの管理画面から[プラグイン]を選択し、[新規追加]をクリックします。
検索窓に「Invisible reCAPTCHA」と入力し、プラグインを検索しましょう。
Invisible reCAPTCHAに[今すぐインストール]というボタンがあるので、これをクリックしましょう。インストールが完了したら[有効化]のボタンが出るので、こちらもクリックします。
これで「Invisible reCAPTCHA」の導入は完了です。
続いて、Invisible reCAPTCHAとGoogleとの連携を行なっていきます。
「Invisible reCAPTCHA」をGoogleアカウントに連携する方法
ここでやるべき作業は、次の2つです。
- ①:Google reCAPTCHAでキーの取得
- ②:取得したキーをInvisible reCAPTCHAに設定
キーを取得してプラグインに入力するだけなので、簡単にできるはず。
画像付きで詳しく解説していきますね。
作業①:Google reCAPTCHAでキーの取得
Google reCAPTCHAの公式ページにアクセスして、[v3 Admin Console]をクリックします。ここでログイン画面が表示されるので、Googleアカウントでログインしましょう。
新しいサイトを登録するという画面で、各項目を入力しましょう。
- ラベル:サイト名でOK。
- reCAPTCHAタイプ:reCAPTCHA v3にチェック。
- ドメイン:「https://」は付けずにドメインを入力。
- オーナー:自動入力されています。
「reCAPTCHA利用条件に同意する」にチェックを入れて[送信]ボタンをクリックします。
※「アラートをオーナーに送信する」という項目は、不審なアクセスが大量発生したりするとアラートが届きます。
ドメインが登録されましたという画面に移動するので、2つのキーをメモしておきましょう。
- サイトキー
- シークレットキー
キーが取得できたところで、「Invisible reCAPTCHA」での設定も行なっていきます。
②:取得したキーをInvisible reCAPTCHAに設定
こちらの作業は、WordPress側で行なっていきます。
WordPressの管理画面から[設定]→[Invisible reCAPTCHA]をクリックします。
先ほど取得した「サイトキー」と「シークレットキー」を入力しましょう。入力できたら[変更を保存]をクリックします。
これで、GoogleのreCAPTCHAとの連携は完了です。
ついでに、プラグインの設定もサクッとやっておきましょう。
「Invisible reCAPTCHA」を設定する方法
Invisible reCAPTCHAの設定として、キーの入力以外にしておくべきことは次の3つです。
- Invisible reCaptcha設定
- WordPressの保護設定
- お問い合わせフォーム保護設定
少し分かりづらいかもなので、設定場所も含め個別に解説していきます。
設定①:Invisible reCaptcha設定
Invisible reCAPTCHA設定の[設定]タブを選択して作業を進めていきましょう。
ここに関しては、バッジポジションを「インライン」に設定しておけばOKです。
reCAPTCHAを入れているとマークが表示されますが、その場所をどこにするかという設定です。
インラインにしておけば、テーマに関係なくボタンと被ることはないので、ユーザーが使いやすいサイトを目指すという意味でもこれにしておきましょう。
設定②:WordPressの保護設定
Invisible reCAPTCHA設定の[WordPress]タブを選択して作業を進めていきましょう。
ここに関しては、全てにチェックを入れればOKです。
どこを守るかというチェック項目なので、特別な理由がない限りは全てを守っておくといいでしょう。
設定③:お問い合わせフォーム保護設定
Invisible reCAPTCHA設定の[問い合わせフォーム]タブを選択して作業を進めていきましょう。
ここは「問い合わせフォーム」にチェックを入れればOK。
問い合わせフォームは基本設置していると思うので、保護するためにもここのチェックはしっかり入れておきましょう。
これで「Invisible reCAPTCHA」の設定は完了です。
ここまで同じように設定できていれば、プラグインによるスパム対策ができています。
「Invisible reCAPTCHA」は必ず入れておきたいプラグインの1つなので、しっかりと導入して設定しておくようにしてください。
他にも必須プラグインはいくつかあるので、『【WordPress】ブログ運営におすすめなプラグイン【必須6選+便利5選】』を確認しつつ、入れてないものはインストールしておくようにしましょう。
というわけで、今回の内容は以上となります。