「ゲーミングPCの購入を検討しているけど、自作とBTOショップで買うのはどっちがいいんだろう。自作の方が安く済むって話もあるし、少し興味がある。ゲーミングPCを買うのは始めてなので、おすすめの方法を教えてほしいです。」
こういった疑問に答えます。
結論として、始めてならBTOで購入することをおすすめします。
この記事を書いている僕は、PCゲーム歴3年ほど。ゲーミングPCの購入時にはとことん調べ、結果としてBTOを選択しました。
本記事では、その理由について詳しく解説しています。自作するか、BTOショップで購入するかで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※そもそもPCの選び方が分からないという方は、「【初心者向け】ゲーミングPCの正しい選び方【おすすめのBTOメーカーも紹介】」という記事を1度参考にしてみてください。
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目次
初心者には自作よりBTOのゲーミングPCをおすすめする理由
最大の理由は、保証やサポートがあるから。
パソコン関係って、わりとトラブルが起こったりします。
自作だと全てを自分で対応しないといけないですが、BTOだとメーカーの保証やサポートがあるから安心です。
保証やサポートがあるのことのメリットは大きい
- 初期不良があった
- セットアップが分からない
こんなとき、ググればぶっちゃけ対処法は見つかったりもします。ですが、原因を特定したり正しい情報かを判断するのってわりと面倒です。
しかし、保証やサポートがあることで、ここはメーカーが対応してくれます。プロが解決してくれるほど安心できることはないかなと。
なので、初心者であればこういった「頼れる場所」を作っておくという点では、メリットが大きいはずです。
追加オプションもあるからPC初心者でも安心
BTOショップだと、保証やサポート以外にオプションも追加することができます。
- 保証期間の延長:通常1年の保証期間を延長する
- 初期設定サービス:PCの初期設定をしてくれる
- ソフトのインストール:選択肢から必要なソフトを入れてくれる
- データ復旧サービス:データが無くなった場合に復旧してくれる
- 出張設置サービス:開梱から設置までしてくれる
例えば上記のようなもの。料金は少しかかりますが、自分が できない or やりたくない 部分なども依頼できて便利です。
ちなみに僕は、設定が面倒だったので「初期設定」を依頼しました。設定済みのパソコンが届くのは快適です。
必要性は人によって違うと思いますが、こういったサービスを使えるのもBTOのメリットかなと。不要なら付けなければいいだけなので、親切でしかないですね。
※ちなみにですが、オプション内容はメーカーによって違いがあります。利用を考えているなら気になるメーカーは事前にチェックしておくといいかもです。
ここまでが、初心者にBTOをおすすめする大きな理由です。
- ①:保証がある
- ②:サービスがある
- ③:オプションを使える
トラブルなど不足の自体が起きても、誰でもスタートできるというのはかなり安心できます。
とはいえ、「価格的にはどうなの?」という疑問もあるかと思います。なので、このあたりについても詳しくお伝えしていきますね。
BTOと自作の価格差はどれくらいあるのか?←大きな差はない
ちょっと驚きかもしれませんが、自作とBTOに大きな価格差はないです。
購入したPCをパーツごとに計算してみた結果
パーツ詳細 | 調査価格 | |
---|---|---|
CPU | intel core i7-10700 | 38270円 |
CPUクーラー | サイドフロー型クーラー | 3980円 |
マザーボード | PRIME H470-PLUS(ASUS) | 15330円 |
メモリ | DDR4 PC4-21300 8GB × 2 | 3500円 × 2 |
グラフィックカード | RTX3070 8GB | 77800円 |
SSD | 1TB | 12480円 |
HDD | 2TB | 6230円 |
電源ユニット | 650w電源 | 6260円 |
OS | Windows 10 Home 64bit | 17530円 |
上記の価格表は、僕が実際に購入した「ガレリア XA7C-R37」をパーツごとに計算したものです。
特注のPCケースや固定金具など一部不明な部分もありましたが、ざっくり計算で20万円ほど。
こちらのPCは22万円くらいで購入したので、その差は約2万円という結果になりました。
とはいえ、これはパーツ代のみの換算。
金額だけ見ると大きな差に見えるかもですが、パーツ選定から組み上げまでを保証付きでやってくれることを考えると・・・これでも安いんじゃないかと思います。
そして、これはあくまで一例です。BTOで販売されているパソコンの中には、計算してみると自作より安いモデルもあるということも知っておきましょう。
なので、「同じ構成で作る」という前提で考えるとそこまで大きな差はないというのが結論です。とはいえ、とことん選び抜いてオリジナル構成でいくなら話は別。
こういった感じで、自由にパーツ構成を組めるというのは自作のメリットだったりもします。
パーツの自由度のみで考えるなら圧倒的に自作がおすすめ
パーツの自由度という視点で考えるなら、圧倒的に自作の方が高いです。自作の場合だとパーツごとに購入するため、1つ1つを細かく選べるからですね。
例えば人気のグラボである「RTX3070ti」にしても、次のようにいろんなメーカーがあったります。
- ASUS
- MSI
- GIGABYTE
「自分はASUSのグラボにしたいな」と思っても、BTOだとそこまでの指定はできない・・・ということです。なので、細部までこだわりたいなら自作にチャレンジするのもあり。
このように自由に選び抜いた結果、BTOより安くなるということもあるので、知識があるなら自作してみるのも1つの手段かなと思います。
とはいえ、あくまでも知識ありきの話なので、自信がない方はBTOでのスペックカスタマイズ程度にとどめておきましょう。
BTOでも電源や容量ならカスタマイズ依頼もできる
- 電源を650W→800Wにする
- メモリを16GB→32GBにする
- ストレージを500GB→1TBにする
BTOであっても、上記のようなカスタマイズは可能です。メーカーまでは自在に選べないですが、性能面は変更することができます。
しかも、プロが全てをやってくれるので、次のようなトラブルもまず起こらないです。
- パーツ同士の相性が悪くてそもそも動かない
- パーツ同士の相性問題で性能が引き出せない
仮に起こっても対応してくれるので、自分でカスタマイズするのが難しそうに感じるならBTOに依頼してみるようにしましょう。
まとめ:ゲーミングPCは何のために購入するかを考えましょう
この記事の内容をまとめます。
- BTOなら保証やサポートがあるので安心できる
- 自作とBTOの価格差はそこまで大きくはない
- パーツへのこだわりが強いなら自作を推奨
問題なくゲームができるPCを手に入れたいなら、初めはBTOを選びましょう。
ゲーミングPCを購入するほとんどの方の目的は、ゲームをすることのはずなので。
目的からズレて「気に入ったPCを作りたい」とかに夢中になりすぎると、いつまで経ってもゲームがスタートできないなんて状態になる可能性もあります。
なので、初心者ならまずはゲームのためにキチンと動くPCを入手しつつ、目的を達成したあとでカスタマイズなどを少しずつ行っていくという流れが理想的です。
この記事を参考に、自分にあったベストな購入方法を選択してみてください。
というわけで、今回の内容は以上となります。
»【初心者向け】PCゲームの始め方ガイド|環境を整えてスタートしよう
